褌を買う


越中褌は、いまでは普通のスーパーマーケットでも買えるようになりました。越中褌を探すにはまず以下の店舗を探してください。

  • 百貨店の呉服売り場
  • 百貨店の下着売り場
  • 大型スーパーマーケットの下着売り場
  • 呉服店・和装用品店
  • お祭り用品店
  • 武道用品店

越中褌は、クラシックパンツという名前で売られていることもあります。「褌」「ふんどし」という言葉がやや恥ずかしい感じがするということなのか、「クラシックパンツ」のほうが格好が良いということなのか・・・
実際、言葉に関する理不尽な自主規制が最も行われている放送業界では、「褌」という言葉は「下帯」に言い換えることが慣例化しているようです。褌が報道などに登場するときは大抵、祭りや神事、寒中水泳などの行事の際が多く、この場合の褌は下着でなくて、正式な衣装ですから、なにをはばかることがあると思うのですが・・・・まあ、いたしかたないのでしょうか?

どんな商品でも闇雲にカタカナに変えてしまおうという傾向がある昨今ですが、このクラシックパンツという商品名は意外にも昭和40年代から使われていたようです。名前を変えることで売り上げが伸びたかどうかはわかりませんが、この名前は複数の製造業者が意図したもののようで、ある程度定着していると考えてよいでしょう。ただし、最近はきちんと「褌」と書いていあるものも増えましたし、一般名詞として褌のことを「クラシックパンツ」と呼ぶことは今後もないでしょうから、そのうち消滅する商品名かもしれません。


現在は褌はネットで買う方が主流かも知れません。実際に手にとって見られないのが不利な点ですが、それほど高価ではありませんし、買う時の恥ずかしさがないのも利点です。


六尺褌そのものを売っている店はほどんどありません。六尺褌は晒し木綿や綿モスを自分で買って切って使うのが一般的です。晒し木綿は、ベビー用品店、生地屋、和装用品店、大きい病院の売店などで購入可能です。晒し木綿は10mで600円〜1200円と安価なのが良いですね。
綿モスを扱っている店は多くありません。私は大型手芸用品店の「ユザワヤ」で買っています。
六尺褌を特別に売っているのは下に示す「あだちや」さんが思い浮かびます。

もっこ褌を販売している店は、下に示す「九州屋」や「和粋屋貴兵衛」さんが代表格です。その他の店舗は各自チェック願います。


褌専門店(ネット店)


コメントがない店は私が利用したことのない店ですので詳細はわかりません。

褌屋  手縫いの褌専門店。丁寧に縫われた褌が好評。手縫いのため注文してから手元に届くのに時間がかかりますが気長に待ちましょう。ネットの褌専門店の草分けです。

九州屋  褌の種類が多く、もっこ褌などにも力を入れています。私はこの店のもっこを愛用。

たふさぎ屋  オリジナルの変わり褌などを販売。

HUNDOSHI KING  “見せる”ふんどしという新しいコンセプトのカッコイイ褌店。

和粋屋 貴兵衛  柄ものを中心とした褌専門店です。女性用の褌も積極的に販売しています。

浅野屋呉服店

親父の工房

たぬき堂

京都五条 弁慶工房

東京黒猫



お祭り用品店/和装用品店


かずさや 浅草仲見世の和装小物店

浅草中屋  浅草にある有名店。

あだちや  浅草の祭り用品店。六尺褌用の生地が切り売りで買えます。六尺ファンにはお勧め。

かしす

まつり用品 よしおか


生地店・手芸用品店


ユザワヤ 大型手芸チェーン店店です。晒し木綿をはじめ多種多様の生地が売られています。「綿モス」「新モス」は自分はユザワヤで買っていますが、店舗によっては扱っていないようですので、事前に確認をしてください。


hundoshi

 
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